この記事では、診断士養成課程の試験に合格してほっとされている方に、次やるべきことを記載します。
二次試験が免除される診断士養成課程。しかし、「お金を払えばだれでも診断士になれる」というような甘いものではありません。養成課程のほとんどは、1~2年間、毎週土日(平日夜間)に講義がある上に、その講義に向けた徹底した予習が必要になります。5回程度の実習(企業訪問)もあり、平日休みを取って、徹夜覚悟のグループワークが必要な場面も多々あります。
そんな養成課程について、入学試験合格直後からできる、準備について紹介します。
〇授業の予習
最近では、養成課程のシラバスが大学のHP上から閲覧できるケースが増えてきました。
授業で使う具体的な配布資料(ケース)等は閲覧できませんが、講義を担当する先生、使用するテキスト、評価基準等は開示されているケースは多いです。少なくとも、演習で使用されるテキストは事前に一読しておきましょう。理想は、テキスト内の演習問題等を事前に解き、誰かからフィードバックをもらっておくことです♪
また、実習ではExcelを使って、膨大な量のデータを解析するケースが多いです。プログラミング等専門的な知識までは不要ですが、最低限の操作方法や、見やすいグラフの作成方法等は市販の書籍で確認しておくようにしましょう!
〇専門実践教育訓練給付金の受給準備(対象者)
大学が運営する養成課程のほとんどは、厚生労働省の給付金の対象となっています。申請期限を逃すと、受給できません。100万円以上支給されるケースも多いので、早めに準備しておきましょう。詳しくは、下記の記事で紹介しています。
専門実践教育訓練給付金について - 診断士養成課程の歩き方~ハーバード経営学PhDリケジョは語る!~ (shindanshi-toranomaki.info)
〇会社・家族との調整
養成課程の試験を受ける時点で多少調整はされているかと思いますが、改めて詳細なスケジュールを共有して、後々のトラブルを防止しましょう。養成課程は自分にも周りにも負担となるので、事前に協力してもらえる体制を作っておかないとパンクすることになります。
〇体力をつける
養成課程は体力勝負です!演習のための毎日の予習や徹夜が続く企業診断実習等はハードなので、事前に可能な限り体調を整えておきましょう。