診断士養成課程の歩き方~ハーバード経営学PhDリケジョは語る!~

診断士養成課程(+MBA)を修了後、ハーバード大学の経営学PhDへ進学したリケジョのともかが、養成課程の意義や授業内容等詳細をお届けします!皆さんのキャリア形成の一助になればと嬉しいです!

社内外での交渉力が向上します☆~養成課程(MBA)の効果~

この記事では、養成課程(MBA)に進学することで、社内外での交渉力が上がる理由について説明します!交渉力が上がれば、仕事で結果が出やすくなり、業務効率も上がるため、時間にゆとりができ、公私共に充実した日々を送ることができます(^^)/

 

〇養成課程(MBA)の内容

養成課程の内容は、実施機関・大学にもよりますが、基本的には「演習」と「企業訪問研修」の2つです。私が通っていた名古屋商科大学の演習は、ケースメソッドにより運営されており、事前に配布されたケース(企業の成功・失敗事例の書いたA4 10~20枚程度のデータ)を個々人が予習して、土日に開催される授業に臨みます。

授業当日は、ケースに応じて指定された課題(アサイメント)の回答や自身の作成したレポートについて、(1)授業前に小グループ(学生同士)でディスカッションをした上で、(2)教室全体(講師を含む)でのクラスディスカッションに臨みます。(1)の授業前の小グループでのディスカッションは、あらかじめメンバーが大学側から指定されます。

(1)のグループディスカッションは、評価に影響しませんが、ちゃんと予習してないと、メンバーの話についていけないため、かなり苦労します。

一方で、ちゃんと予習して臨みさえすれば、ディスカッションが盛り上がり、クラスディスカッションのウォーミングアップになります。

MBAに通う学生というのは優秀な方が多いです。私が在籍していた頃は、金融機関や証券会社の管理職の方や、製薬会社の研究開発部長、製造業の営業部長等、本当に優秀で、様々なバックグランドの方がいらっしゃいました。そんな方々とディスカッションできる機会はMBAならではかと思います。養成課程の中には、診断士養成課程のみ(MBAは無し)のものもありますが、MBAの中に組み込まれた養成課程に進学することで、更なるメンバーの多様性に触れられますので、思考力が身に付きます。これは私の個人的な意見ですが、「診断士を目指す方だけはない」集団であったことも、多様な考え方に触れられる点で良かったように思います(^^)/

授業で扱う教材(ケース)での学びも大事ですが、それ以上にメンバーからの学びは大きかったです。自身が予習した内容について、優秀なメンバーの前でアウトプットし、その場でフィードバックをもらう。。。そりゃ、交渉力が上がりますよね!♪

養成課程(MBA)の授業料は高いですが、本当に払う価値ありです!是非、皆さんも入学をご検討ください!後悔はさせませんよ(^^♪(笑)