このブログをご覧になっている方は、ある程度診断士の学習が進んでいる方かと思いますので、中小企業経営・政策(特に「経営」の部分)は、過去問学習があまり効果的ではないことはご存知かと思います。
受験予備校や他のサイト等で紹介されている通り、中小企業経営は、前年度の中小企業白書(2021年度は2020年版の白書)から出題されるため、毎年出題内容が変わります。
また、中小企業政策においても、今年は、経営革新計画の数値目標が「経常利益(年率1%)」⇒「給与支給総額(年率1.5%)」に変わったり、中小企業成長促進法の公布により、中小ものづくり高度化法や中小企業地域資源活用促進法、新連携計画の廃止が行われたため、過去問以外の学習が必須になっています。
そこで、多くの受験生の方々は、TACのスピード問題集やTBCの特訓問題集を繰り返し解くことで、本年度の対策をされていることかと思います。
しかし、暗記科目として認識されているこの科目は、勉強がどうしても単調となるため、モチベーションが続かないという声も多数寄せられます。
経営・政策は、確実に努力が報われる科目のため、後回しにするのはあまりにも勿体ないです。
そこで、他の理解系科目(財務会計、運営管理、企業経営理論等)と同じように、実りのある学習方法をするにはどうすればよいか?
私なりに考えてまとめたのがこのサイトになります。
この科目に力を入れる受験生は少数派かと思いますが、力を入れることで、二次試験や将来の実務に生きることは間違いありません。
中小企業経営は経営課題であり、中小企業政策はそれを解決するために国が講じている施策です。
予備校のテキスト等には詳しく記載されていませんが、それらには密接な関係性があり、そのつながりを自分なりに考えながら学習することで、学習効率を2倍にも3倍にもUPさせることが可能です。
また、つながりを考える過程で他の科目の知識を利用する場面も多いため、重要性を実感することができます。
そのような思考力は、二次試験の与件文読解の際にも生きてきます。
上記の重要性については、他のブログ等でも合格者の方々が書いておられますが、当ブログでは、この科目に特化して、その具体例を示していけたらと考えています。
当ブログをご覧いただくことで、読者の皆様が少しでも、この科目を得点源にできて、かつ二次試験の際に「この科目を勉強していてよかった」と思って頂ければ幸いです。
この科目の勉強時間を単なる暗記の時間(=合格したら終わりの時間)と考えるのは、ご自身にとって損ですよ(^^♪
どうせ時間を割くのでしたら、その時間を少しでも有意義だと思いながら過ごしたいですよね!
皆さんのモチベーション維持の一助になれば嬉しいです(^_-)-☆