☆中小企業経営・中小企業政策(2021年度) 特化ブログ★

「努力が報われる科目」と言われる割に、情報量が少ない「中小企業経営・政策」。予備校のテキストに書いていない補足論点を中心に掲載し、ブログとして「差別化集中」しています。皆さんにとってこの科目が得点源となるように、精一杯情報を更新していきたいと思います。本試験でのご健闘をお祈りしています。

【B問題】 R2 財務・会計 第4問

【B問題】

R2 財務・会計 第4問

B社は、定時株主総会において、繰越利益剰余金を原資として6,000千円の配当を行うことを決議した。なお、配当を行う前の資本金は18,000千円、資本準備金は1,000千円、利益準備金は 3,000千円であった。
このとき、積み立てるべき法定準備金として、最も適切なものはどれか。
ア 資本準備金:100千円  利益準備金:300千円
イ 資本準備金:100千円  利益準備金:600千円
ウ 利益準備金:500千円
エ 利益準備金:600千円

 

(回答)

資本金に関連するルールについて問う問題です。

剰余金から配当を行う場合、配当額の一部を準備金に積み立てます♪

このとき、積み立てなければいけない金額は下記の①・②のうち小さい方です。
① 配当額の1/10
② 資本金×1/4-(資本準備金利益準備金

これを踏まえて問題を解いていきましょう。

まず①配当金の1/10を求めます。

配当金は6,000千円なので、その1/10⇒600千円となります!

次に②資本金×1/4-(資本準備金利益準備金を求めます。

資本金は18,000千円、資本準備金は1,000千円、利益準備金は 3,000千円なので、

18,000×1/4-(1,000+3,000)=500

なので500千円

①、②を比較すると②の方が小さいので積み立てないといけない金額は②の500千円です。

そして、問題文中に「繰越利益剰余金を原資として6,000千円の配当を行う」とありますので、利益準備金を積み立てることになり、正解は選択肢ウの「利益準備金500千円」となります。