診断士養成課程の歩き方~ハーバード経営学PhDリケジョは語る!~

診断士養成課程(+MBA)を修了後、ハーバード大学の経営学PhDへ進学したリケジョのともかが、養成課程の意義や授業内容等詳細をお届けします!皆さんのキャリア形成の一助になればと嬉しいです!

★中小企業診断士一次試験の極意★

<一次試験の極意>

過去問は簡単な問題(=正答率が高い問題)から解きましょう

正答率40%以下の設問に時間をかけちゃダメ!!(・・;)

 

理由は次の通りです。

まず、過去問の各設問を受験者の正答率別に5段階に分けます。

 

A問題:正答率80~100%

B問題:正答率60~80%

C問題:正答率40~60%

D問題:正答率20~40%

E問題:正答率0~20%

 

一次試験は4肢又は5肢択一なので、E問題は実質解けない問題(出題者が満点を取らせないように作成した問題)、D問題も同様に分かる人には分かるといった状況でしょう。

 

一方で、皆さんご存知の通り、一次試験の合格点は足きりを考慮しなければ、

420点(合格ライン)/700点(満点)です。

 

過去10年の出題傾向を確認しましたが、少なく見積もっても70%(490点分)以上はABC問題で構成されています。(「A~E」はTACの過去問集等で確認できます)

また、D,E問題については、テキトーにマーク(正答率約20%(=1/5)×210点分)しても、確率的に42点程度取れます(笑)

ということは、ABC問題で確実に点を取れる勉強さえすれば、それだけで532点取れることになり、余裕で合格できることになります。

中小企業診断士試験に限らずですが、世の中の試験(大学受験を含む)は6~8割得点できれば合格できるように作られています。(満点を避けるため)

よって、過去問には誰もが落とす(ように意図的に作問されている)問題が存在します。

そんな問題に皆さんの貴重な時間を取られるのは、あまりにも勿体ないです(・・;)

そこで、このサイトでは、過去問を正答率順(A⇒B⇒C問題)に解けるように掲載しています。

また、あえて難しい問題(解かなくていいD,E問題)は掲載しないようにし、余計な時間を割くことのないように配慮しています。

今日から皆さんはD,E問題のような設問に無駄な時間を割くことなく、効率よく勉強を進めてください!きっと人生が豊かになります。(これほんと大げさじゃないです。私が苦労してきたので、皆さんは二の舞にならないでください)

「ABC問題だけでは力がつかないのでは?」そう思ったあなたへ。

私も受験生時代にそう思った時期がありましたが、心配はいりません。

簡単な設問でも、答えとなる選択肢以外の肢もしっかり吟味するようにし、解説を読み込むことで、初めての問題にも柔軟に対応できる十分な思考力が身につきます。

(本サイトでは各設問にそのための解説もつけています)

「みんなが解ける問題をいかにたくさん解けるようになるか?」それに注力していただけたらそれで大丈夫です。学習もサクサク進むので、モチベーション維持にも効果的!これは仕事においても共通しています。まずは手の届くところからスピーディーに取り組んで行きましょう!

皆さんのご健闘をお祈りします!