☆中小企業経営・中小企業政策(2021年度) 特化ブログ★

「努力が報われる科目」と言われる割に、情報量が少ない「中小企業経営・政策」。予備校のテキストに書いていない補足論点を中心に掲載し、ブログとして「差別化集中」しています。皆さんにとってこの科目が得点源となるように、精一杯情報を更新していきたいと思います。本試験でのご健闘をお祈りしています。

事例Ⅱで用いる一次試験知識

続いて、事例Ⅱ(マーケティング・流通)で用いる一次試験知識をご紹介します。

事例Ⅰと同様に、各キーワードのメリット・デメリットを予め整理しておき、事例企業のSWOTに関連付けて、戦略・方向性を俯瞰します。環境分析は与件文を読む際の最も重要なプロセスです。

 

【1.競争戦略】

1-1.差別化戦略

<メリット>

・付加価値が付き、高利益率を狙える

・競争優位性を確立できる

<デメリット>

・顧客のニーズと適合していない差別化をしてしまうと、売上に貢献しない

・模倣容易な差別化は、競争優位とはならない(他社に真似される)

 

1-2.集中戦略

<メリット>

マンパワーが少なくても、競争優位を実現できる

・顧客のきめ細かいニーズに適応しやすい

<デメリット>

・ターゲティングした市場の規模が小さい場合は、事業として成り立たない

※中小企業の戦略は「差別化集中戦略」が基本!

 

1-3.コストリーダーシップ戦略(大手企業の戦略

<メリット>

・シェアの拡大が容易にできる

<デメリット>

・受注生産には不向き(大量生産向き)

・低価格競争を招き、収益を圧迫する

 

【2.価格戦略】(新製品)

2-1.初期高価格政策(スキミングプライス政策)

<メリット>

・確実な利益が見込め、開発費を早期に回収できる

<デメリット>

・顧客が限定的となる

 

2-2.初期低価格政策(ペネトレーション政策)

<メリット>

・早期に市場シェアを獲得できる

<デメリット>

・低価格競争を招く

 

【3.外部組織との連携】

3-1.垂直的連携

<メリット>

・営業力が強化され、市場が広がる(メーカが商社と連携する場合)

<デメリット>

・異業種間の連携の場合、相互理解に時間がかかり、長期的な戦略となる

 

3-2.水平的連携

<メリット>

・製品ラインナップが増え、事業拡大が図れる(メーカ同士の場合)

<デメリット>

・組織文化の相違により、相互理解に時間がかかる場合がある

 

上記は特に良く使用するキーワードです。

与件文と照らし合わせ、回答を作成する際の引き出しとして活用頂ければと思います♪